海に還る。

愛するモノ全てに、真剣に向き合っていたい。/舞台やライブの感想を主に書きます。

2019/07/14 刀ミュ双騎出陣SOGA ライビュレポ感想

 

いつもより全然言語化できる感情ではないので、短いけど、この感動が伝わってほしい。

ツイートを再編集したので読みにくかったらごめん。BD届いたら内容の話もしたい。

(最後は超個人的な話です)

 

 

 

 

 

2019/07/14 刀ミュ双騎出陣SOGAライビュ、行ってきました!

めちゃくちゃ興奮して、帰りに曽我物語の解説本みたいなの買いました!ざっと読んで、一部への理解はリアルタイムよりは深まったと思う。

双騎観て、曽我物語知ってるぞ?!ってなったけど、いつどこで読んだのか全然わからない!(歴史物見たら大抵同じ事言ってる)

教科書かな!知らんけど!物語調のも読みたいです。おすすめあったら教えて下さい!!

 

 

なんだかすごく、すごいものを見ました……

“たからもの”という感じがしたので、BDは家宝にします。

最古×最新=最高&最強

日本文化っていいなぁ!!と感動した、すごいものを見た。

日本最古の物語と、最新の演目(2.5)が合わさった、不思議な世界……

見慣れているような、初めて見るような感覚。

全く新しい世界、世界観バグみたいな感じがした。

昔見たことのある景色と、今見ている景色が融合したような。

此処ではない何処かが、此処にあるような。

前世の記憶を辿っているような感覚。

 

古いものと新しいものを掛け合わせて進化していくのが、刀剣男士という付喪神の物語としても、とてもよかった。

髭切と膝丸への愛が深まったし、なんかわからないけど「報われた」と思った。

 

源氏兄弟?いいえ、曽我兄弟です。って解釈で殴ってくるの最高だった……

なるほどでした。教えてくれてありがとう。

 

“源氏兄弟”という括りに対してあった疑問が、一気に解決した。
髭切と膝丸は源氏の重宝だけど、双剣であって兄弟刀ではないし、頼朝と義経の関係性が反映されてるなら仲良しだとおかしい(けど髭切と膝丸は仲良く見える)から、“源氏兄弟”って二振りを括るのは合ってるのか?なんかな~なんか違う気がする……と思いながら、けど皆源氏って言ってるしな~ってなんとなく源氏って呼んでた、けど。
曽我兄弟がベースなら、初期ビジュがショタだったのも、凛とした兄も泣き虫の弟も、仲良し兄弟も納得できる。説得力がすごかったし、SOGAの解釈めちゃくちゃ好き。我が本丸でも曽我兄弟ベースの解釈を採用すると決めた。仲良し兄弟かわいい。

ずっと疑問だったけど、まだ考察してなかった部分を提示してもらえて、ありがたみを感じる。ありがとう刀ミュくん。

 

刀ミュは鎮魂の意味もあるけど、物語の強化という目的もあるんじゃない?
2205年から現世に来て遠征に来て、物を語るのは、文化が廃れないようにする為とか。
やっぱり2205年の日本、壊滅の危機なのかな?

こないだ薬研再現刀の藤安刀匠のトークショー?の(建勲神社のHPに載ってる)全文詠んで、刀への想いを馳せると同時に、戦争に敗北した事によって文化を奪われた事への憤怒みたいなものを感じていた(語り継がねばと思った)(刀剣の話は別記事でまたしたい)んだけど、刀剣乱舞世界が歴史修正によって文化が廃れていってたらめっちゃ嫌だ……と思って……歴史守ろうね、何が正しいのかわかんないけど……


一部は元主の話と思って観てたら、二部で膝丸が自分達が演じていた(みたいな事)を言っていたので、「えっもしかして今までもずっと刀剣男士達が演じてるって設定だったの!?」と混乱した。いつもなの?今回だけなの?ちゃんと教えて……

刀剣男士達、お芝居上手すぎでは?任務では現地民に擬態しなきゃいけないから、自然と上手くなるの?ミュ本丸が演技力くそ高刀剣男士を集めたの?それとも育成した?どういうこと?
髭切と膝丸、演技力高すぎるでしょ……1000歳超えの推しが5歳と3歳を演じきる世界とは……(宇宙猫の顔)

曽我兄弟の想いを受け継いで、源氏の重宝としてあった髭切と膝丸めちゃくちゃ強いし、曽我兄弟への愛情が深くて更に好きになった。曽我兄弟がめっちゃ好き……ってなったのと、2205年から2019年に現世遠征に来て、このお芝居を見せてくれた事が嬉しい。髭切と膝丸のルーツを知る事ができた事も、本刃達が自ら演じて提示してくれた事も、主に知ってほしいからなんだって思うと、もっと色んな事に触れて色んな事を考えようと思う。(髭切と膝丸は調べ出したらえげつない量なの解ってたから、清光ほどの分量では考察してなかったけど、これからは積極的に考えていきたい。)

 

清光の単騎出陣→平成令和の主達に合わせた戦闘スタイル(ライブ)で、主たちに愛を届けた。清光にとっての鎮魂は、過去の自分と2204年までに生きて死んだ主達に対して。
髭切と膝丸の双騎出陣→主達に合わせた戦闘スタイル(歌舞伎と2.5の融合)=全く新しい文化。曽我兄弟達への鎮魂と、物語の強化。

 

二部の記憶……貴族と洋館と「愛されなかった」と和風でセクシーすぎる衣装の記憶しかない。BDでじっくり観たい。CD歌詞も待ってます。

 

 

加納さんと丸川さん、すごいですね……歌舞伎とか詳しくないので全然知らなかったけど、めちゃくちゃ好き……二人が居るだけであんなに雰囲気が変わるの、すごい……新しい風というか、歌舞伎の世界に居る髭切と膝丸って感じもして、なんかもう、とってもおもしろかったです。一部で「うわ~~~~~?!?!なにそれ?!?!?!ほええええめちゃくちゃおもしろい……なに?!え!!おもしろい!!ひゃーーーーすき!!歌舞伎とか能とか狂言も観たい~~~~」ってなったから、二部の記憶が薄い。本当、一部おもしろすぎて、余韻がすごかった。もう本編じゃん。あの一部本筋じゃないってどういうこと?めちゃくちゃおもしろかった……すき……もーすごい月並みな感想しか出てこない。人って感動すると語彙力増えるか全くなくなるかしかないのかよ。

 

髭切と膝丸への愛が深まったのと、日本に生まれてよかったなって思ったので、ライビュだったけど観れてよかった……再演は絶対生を観に行きます。絶対に行く。

てかこの瞬間まで生きてて良かった。凄まじい光景を目撃する事ができた。私が今の瞬間まで生きている意味がある。すごい。刀剣男士に生かされてる……愛してるよ髭切~膝丸~!!

 


天から持ってきた才を自覚し活かせる人達が、努力を重ね続けると、あんなに素晴らしいものが出来上がるんだなぁ……と感動した。
才を操る能力があるからこそ、観ている者達を、此処ではない何処かに連れて行けるんだな。すごい。
歌舞伎×2.5も、大御所×若手(表現が適切かはわからない)も、切磋琢磨して進化していく、人間の在るべき姿な気がした。理を見ているような気分でもあった。
繋がれていた鎖を斬ってもらえたような気がした。才能で殴るってやっぱり可能なんだよ……ありがとう……
三浦宏規くんと高野洸くん、演技力高すぎてびっくりした。あの二人の底知れなさが怖い。できるんだろうなって思った事をやれてしまえる力、すごい。めちゃくちゃかっこいい。かっけぇ……あんなん惚れない人類いないでしょ……すげぇ。舞台上で数十年分の人の成長を表現できるってすごいな。どんな人生歩んできたら、そんな事できるようになるんだ。すごい。かっこいい。すきだ。すきだ……

 

(超個人的な話)

お芝居っていいなー!!日本文化っていいなー!!楽しそう!!という気持ちが高ぶってさぁ〜〜〜〜!!!!
あんなん見たらお芝居やりたくなるじゃん……!!!!
私は小さい頃から歌手やら俳優やらになりたくて、養成所に通ったり表現系のコースの学校に行ったり色々やってて、今は一度その道を諦めたというか挫折したみたいな扱いを周りからされてるんだけど(今やってないだけで諦めたつもりはない)、
そんなのどうでもよくなって、またやりたい!!って思った。というか、またやりたいと思えた。すごい。何度も嫌いになりかけたけど、ずっと好きなものが、愛してる世界が、其処に在った。気づかせてくれてありがとう。
あんな楽しそうな世界見て、やらないなんて選択肢ないじゃんね。えっ何で今やってないんだろう……不思議だね……

表現系のコースの学校の授業で、狂言と舞踊は齧った事があるので、薄っすらと基礎を知ってる分、発声とか歩き方とか舞い方やっぱりすごいな本職の人!!!!って思いました。何も知らないより知ってる方がやっぱり感動が、すごい。

すごいしか言ってない……

 

 

 

追記(2019/07/17)

双騎は刀剣乱舞というジャンルだからこそできる話で、刀剣男士が演じるからこそ意味がある話だったと思います。「物が語る故、物語」の真髄を見ることができて、とても嬉しい。主に知ってほしくて演じてくれたんだと思うと、髭切と膝丸への愛が更に増した。

どちらかが一方的に伝えるのではなく、会話ができた気がした。深いところで繋がったような。髭切と膝丸、宏規くんと洸くんだからこそ、できるお芝居だった。めちゃくちゃよかったなぁ。ワクワクドキドキしたし、最後は泣いたし、感動した……曽我兄弟を知ってまた、髭切と膝丸を知ることができる。

賛否両論の否の方の意見も見ましたが、
「刀ミュくんはいつも新しい事に挑戦するし、解釈で殴ってくるの解ってるのに何故否?」と「“物が語る”という部分でめちゃくちゃ刀剣乱舞!って作品だったな双騎!と私は思ったが……」と思いました。

個人的に、最愛の加州清光が“自身の歴史を語らない”のがひどく寂しい、と思っているので、実は相当好きな部類にいる髭切と膝丸が“自身らに関する歴史を語ってくれた”ことがとっっっっても嬉しくて…………嬉しい…………
やっぱり髭切と膝丸めちゃくちゃ好きだわと再確認しました。ありがとう。

曽我兄弟を演じる髭切と膝丸って、沖田総司を演じる安定みたいなことでしょ……??そんなの、嬉しいに決まってるし、大好き愛してるありがとう。語り継いでいこうぜ。安定が演じる沖田総司観たいし、今剣が演じる牛若丸観たいわ……え〜最高……

“髭切と膝丸が教えてくれた”というのが嬉しくて、走り回りたい。本丸内走り回って「SOGA観た!?!?髭切と膝丸が教えてくれたの!!教えてくれた!!すごい!!おもしろかったね!!」って全振に言いたい。清光に「ハイハイ、どーどー。観たよ。よかったね、あるじ」と言われる。

 

 

『Lost The Memory』のシングル化おめでとうございます!!待ってた!!

ところで、曽我兄弟のブロマイドもしくはフォトブック的なものはないんですか?BDの特典につきますか?曽我兄弟の成長記録ほしい

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

賛否両論の否の話、「源氏兄弟じゃなくて曽我兄弟が髭切と膝丸の解釈ベースだよ」って所が源氏兄弟好きには否だったのか~と思ったら、解釈の話じゃなくて「これ刀剣乱舞でやる必要ある?刀剣男士関係ないじゃん」みたいな話でびっくりした。腹が立つし、悲しくなった。

刀剣乱舞でやるからこそ意味がある(物が語る)し、一部のは実は俺達が演じてたって言ってたじゃんね……「(髭切と膝丸が)演じてたって説明を先にしろ」も解らなくはないけど、刀ミュくんいつも説明後だからそんなに違和感なかったし。ていうかビジュアルもろあの二振りなのに、入り込めてないだけでは?入り込むのに言ってほしかった、ならわかるけど、それでもあの人形のビジュアルから始まった時点で察する事ができないのは見る側の問題じゃないの……確かにラーメン食いに行ったら寿司が出てきて困惑というのはわかるけど、歌舞伎の人が出る・観に行った他キャストの反応・ネタバレ厳禁・一部二部形式ってので、少なくとも単騎みたいなライブ形式ではないんだなぐらいわかるじゃん……

私は「物が語る故、物語(というわかりやすい形)をやっとやってくれた!!ありがとう!!これが観たかった!!」って思ったので、2.5として観てるわけじゃないから、否の方がわからないのかな~~

2.5自体が演劇界から隔離されてるとか、演劇界からは下に見られてるみたいな話を最近知ったので、「最近の演劇界なんなの演劇界のくせにそんな凝り固まった考え方してたら表現できないし伝わらないだろ」と思いました。皆が皆そうじゃないにしても、界隈の雰囲気がそうなってる事自体に疑問がある。演劇は芸術なんだから、自由であるべきじゃないの。

私はずっと賛の方の意見ばっかり見てたみたいで、2.5界隈・演劇界の話とか、刀ミュと刀ステ比べられてるとか、全然知らなかったんですけど、そんな意見どこで入手してんの?否を排除してるわけじゃないのに、賛しか入ってこないんですけど?(レポ記事?書いてる人で知ったけど、その人めっちゃ観に行ってるのに、楽しかったみたいな感想なくて意味不明だった)

「そんなに否あるの?あんなにおもしろいのに?皆頑張ってるのに?」と思う。(単騎2018の時に自分が言ってた事を否と捉えられたらめちゃくちゃ嫌だ。私の地雷と、キャストスタッフ製作陣が頑張ってめちゃくちゃよかった事は全く関係ないですよ。置いていかれたとは言ったけど、私が勝手に置いていかれただけなので。その後掬い上げられたので。)

そう考えたら、私のこのレポ感想、賛ばっかりでは?やさしい世界じゃん。

 

 

 

 

 

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