私事です。
想いを共有することは難しいかとは思いますが、
誰かに知っていてほしくて、
こうして文章に残すことにします。
7月の終わり、大事な人を亡くしました。
私がいつも見ていた同人作家さんで、日々彼女の描く物語に癒され、救われていました。
考察や解釈も含め、私にとって、彼女が教えてくれた世界が大好きです。
本丸によって異なる物語、始まりと終わり、揺れ動く心、本当に色んな事を教えてくれた方です。
こうしてブログを書いていますが、私は普段あまり作家さんに感想など送るタイプではなく、RTと♡だけしているタイプです。
なので、いざという時、何と声をかけていいのかわかりませんでした。
ただ貴方の作品が大好きで、貴方の言葉に救われたと、伝えました。
想いの全てを伝えるのは難しくて、抱き締めさせてほしい、と願ったところで、会いに行こうにも顔も本名も知りません。
何年も前のイベントで一度だけ彼女の本を直接買ったことがあります。
でも正直、緊張もしていて、目を見て「いつも見ています」と伝えられたかも、記憶にありません。
覚えているのは、彼女が語ってくれた物語と、私の想いに寄り添ってくれたことです。
本当に大好きで、愛しています。今も変わりません。
でも、今日も彼女が居ないことが、とても、寂しいです。
Twitterを見ても、pixivを見ても、新しい作品は投稿されてなくて、私が知らないだけで、どこかに居るような気さえしています。
悲しみを受け入れるのはこんなに難しいことだっただろうか、と思いました。
私は今まで、大事な人を亡くしたことがなかったのだと知りました。
親戚が亡くなった事はあります。でもどこか他人事でした。関わりが少なかったからだと思います。
葬式は生きている人の為のもので、死者には必要ないと思っていました。
確かに、天に還る側の人たちには必要ないのかもしれません。
でも、現世に残された人に必要なのかもしれないのは、
悲しみに溺れ、前を向けなくなった誰かの為に、
お別れの儀式をすることが必要だから、なのかもしれないと解りました。
とは言っても、お別れの儀式をしたのかも知りません。
想いだけではどうにもならないことがあります。
儀式的なことをすれば変わるのかと思って、やってみたけど変わりませんでした。
ただ毎日、悲しくて、寂しくて。
追いかけていきたかったです。
大好きな人の居ない世界に生きていたくないから。
そんな時に、刀ステ感謝祭と刀ミュ乱舞野外祭のチケットが当たりました。
もう本当なんなんだろって厭になる。
あー、これは、死ぬなって言われてるなって。
今までも悲しいことやつらいことがある度、もう諦めてしまおうとする度、
現地に来い、と言わんばかりに、チケットが当たることがありました。
びっくりするくらい、時は待ってくれないし、
刀たちは、死ぬべき時以外に死なせてくれません。
参戦レポにまとめる予定なので、詳細は省きますが、
刀ステ感謝祭で、山姥切長義くんに、
ちゃんと歌って踊ってるか監査されるというファンサを頂きました。
審神者(主)を生かす為には手段を選ばないというか、
初期にミュでファンサ貰った時に「その瞬間我が本丸の刀が乗っ取ってない?」って言ってたのが勘違いとは思えないほど、
タイミングがよくて笑っちゃいました。
笑って、思い出しました。
推したちから貰ったファンサ、伝えてくれた言葉たち。
込められた想いを受け取れるように必死で、目の前の景色以外の全てを忘れられる感覚。
彼女や彼女の教えてくれたことを忘れることが怖くて、前を向くことを拒絶していた。
追いかけても喜ばないなんて解っているのに、追いかけていきたくて、ただ停滞した。
立ち止まることも、後ろを向くことも、考えないことも簡単で、闇はいつも近くにある。(それは心の病を抱えているからかもしれないけれど。)
時間が解決することはないことも解っている。
寂しい時も苦しい時も、家族とか友人とか、私の場合は、傍に居てほしいと思う時に傍に居てくれる人は居ませんでした。
寄り添ってくれるのは、刀という神様たちで、演劇や音楽という形で伝えてくれる推したちで、形として残り目に見える作品たちです。
私の中でその最たるが刀剣乱舞です。
大好きなものたちを思い出せなくなる時があって、声が聞こえなくなる時もあります。
そこに、偶然か必然か、唐突に、激しい閃光が光る時もあった。
それを知ってしまっているから、まだ終われないのだと思います。
ステ長義くんにファンサ貰った、って報告したかったなぁ。
三日月とまんばちゃんが入れ替わったの見ました?!って。
会場からホテルに戻る時、嬉しいことと、悲しいことがぐちゃぐちゃになってた。
ミュ伯仲の解釈も、三日月極の後ろ姿の感想も、まだ聞いてないし。
彼女の言葉で、絵で、聞きたかった、見たかったです。
自分で見てもよくわからないこととか、彼女の解釈や感想を聞いて、理解したり納得したりしてたから。
来年ステは清光たちが多分特命調査だし、観てから感想も解釈も聞きたかったし、また沖田組の話も見たかったです。
刀剣乱舞ってジャンルにいるだけに、
もしもの話は確かにロマンだけど、変わることはあってならなくて、
どんなにも悲しくても、自分が止まる言い訳にはならなくて、したくなくて。
生きてくの大変だなって割と毎日思ってるけど、
生きてるだけで立派な戦なんだよって言ってくれて、
前を向けないなら横見てよ、俺達が居るよって言ってくれてる刀たちを、
何より、「あんたにとってかけがえのないひとだよね。大好きだよね、愛してるよね。だから寂しいね」って、私の代わりに言ってくれる我が本丸の清光たちを、
置いていけないなって思います。
私にとっても、我が本丸にとっても、とっても大事な人だから、覚えていたい。
「あの時俺達すっごい喧嘩してたけど、仲を取り持ってくれたよね」って。私も清光も、彼女のことを勝手に恩人だと思ってるから、
自分の人生を生きて、自分の本丸の刀たちと向き合ってあげて、と彼女が仰っていたので、そうしたいと思います。
これも結局全部自分の為ですが、大好きな彼女が背中を押してくれたと思うことにして、少しずつでいいから、進みたいです。
今度は、彼岸と此岸の狭間のお祭りで会えたらいいな。それか天界のコミケとかで。
夢の中で、海から帰ったらバレるから、山から帰ろってひとりで歩いてたら、それも鶴丸に見透かされてバレて連れ戻されたんですよね。
彼岸にはまだ行けそうにないので、行けないならいけないなりに、目の前のことに集中したいものです……
まだまとめてないレポも、解釈も考察もあるし、
我が本丸の本出したい(ずっと言ってる)し、
ミュもステも映画も花丸も活撃も観たいし、
会いに行きたい刀(本体)たちがまだいっぱいいるし、
私は、刀たちに支えられながら、ゆっくり、歩んでいきたいと思います。
(って言いながら、刀ステ感謝祭の遠征の後、案の定コロナに罹って、台風と血祭りも来て、2週間くたばってて、気持ちも病んでたんですけど)
推したちがくれた「関係あるよ」「大事だよ」「愛してるよ」にも応えていたいです。
言いたかったこととか、聞きたかったこととか、
推したちに対しても沢山あるので、
できるだけこうして文章に残したいと思います。
私の大好きな人たちへ
今日も大好きです。これからもどうか健やかで。