海に還る。

愛するモノ全てに、真剣に向き合っていたい。/舞台やライブの感想を主に書きます。

斬り捨てたような気がする話。

前々回の記事のミュ単騎の話

斬り捨てられたのかもしれない話 - 海に還る。

について、自分の中で折り合いをつけられたので、書きたい。

あんまり関係ない話してた時に、ふと思ったことで解決したので、余談の方が長い。

 

つはもの見て「この三年間、私は三日月の事好きだったんだ……」って気づいた話から、皆が好きなものは好きじゃないから三日月達の事は好きだと認めたくないみたいなとこあったよな……ってなって。

 

「皆が好きなものは好きじゃない」じゃなくて「皆が好きなものを好きと言いたくない」と「皆に愛されるものなんて嫌い」なんだけど。 結局は自分が爪弾きされてきた過去だったり、嫉妬や劣等感からくるものなんだよ。

看板の三日月や初期刀で人気の加州は勿論、グッズの相場から見る人気上位の燭台切やら一期やら鶴丸の事も、あんまり大っぴらに好き!と言いたくない~と思ってしまう。けど、好きなのは好きだし、むしろその“皆“より絶対好きだって思ってる。まぁだから、“皆“に入れられたくないんだよな……複雑…

“皆“に入れられたくないのは、“皆“に爪弾きされてきて今更入るなんてとかもあるし、私は私だから一緒にされたくない!型にはめられたくない!ってのもある。皆も個々の集まりなのは解ってるんだけど、やっぱり集団への嫌悪感って抜けない……だから、ファンの集まりみたいなのも、無理。

クラスタとか担当とか沼での括りは解りやすいけど、私は結局どこにも居られないし、居てはいけないような、集団への疎外感が未だに抜けてないな~~!!その辺はもうトラウマの域だからマジで吐きそう、とかもあるけど。 普段は人気とかの数字を信じないというか信じてないから大丈夫なんだ。

とかライビュとか言ったら、生の人間がウジャウジャ居て、それ自体が気持ち悪いのと同時に「この子達を愛してくれる人がこんなにも沢山居るんだ!嬉しいなぁ!」という感情も沸くので本当複雑。 推し(?)の人気を、普段は全く信じてない。私と友人がめちゃくちゃハマってるぐらいの認識だから大丈夫

 

 

ここからミュ単騎についての話。

 

だからな~例えミュ単騎のあの衣装が許せなくてファン達が許せなくてもさ、清光さん達が頑張ったこととは関係ないんだよ……清光さん達が頑張ってとてもよかったことと、私があの衣装に嫌悪感を感じたことは全く別の話だから、清光さん達を否定したいんじゃないんだ。嫌いなわけでもない。

 

私が加州清光を好きな理由の一つに「世間から爪弾きにされてきた、人に愛されたかったけど愛してもらえなかった」みたいな部分があるんだよ…可哀想な子が好きだから私が愛してあげたい的な… 我が本丸の清光は主と仲間に愛されて、それでいい。 けどミュ清光さんは何万人のさにわに愛されてる。

解釈違いと言うならそこだな多分。まぁずっと言ってたしそれには地雷覚悟して見てるからアレだけど。 ミュ清光さんは何万人のさにわの為に単騎出陣したわけで、あの衣装は何万人のさにわの為だったんだよ。自分の主にじゃなくて。そこが受け入れられなかった。あー、そうだ、なるほど。

加州清光は今の一人の主に愛されたいのに、ミュ清光さんは単騎のあの瞬間何万人のさにわに愛されていた。「この衣装、主が俺の為に選んでくれたんだよね」って一言言ってくれれば受け入れられたのに。しんどい。主じゃない人間に媚びた清光は私の中で清光じゃなくなったんだな。やっと解ったわ。

これは単騎だけの話で、本編と祭や二部の解釈はまた別です。 二部は何万人のさにわに媚びてるとも言えるけど、「主に命じられてやってるファンサ」だと思ってるので大丈夫です。

 

会場ではもしかしたら「この衣装は主が選んでくれた」的な事を言っていたのかもしれないけれど、私は会場に行けなかったからそれを知らないし、

斬り捨てられたかどうかは別として、ミュ本丸の加州清光としてではなく、加州清光のコスプレをした佐藤流司に見えてしまった時点で、私にミュ単騎は向いてなかったんだな……

としか言いようがない。

 

なんというか、多分別に誰も悪くないし、私が一人でモヤモヤしていただけで、あの目隠し演出や女装のような衣装が好きな人には、とてつもなく楽しかったと思う。

私が「ミュ本丸の加州清光」に夢を見すぎていただけで、最初から「加州清光のコスプレした佐藤流司」だと思って見ていたら、楽しかったんだと思う。

加州清光の事も、佐藤流司の事も好きなままだし、嫌いや無関心にはなれない。

けれど、やっぱり何度考えても、私がミュ単騎で傷ついた事は変わらないし、演出や衣装を許せないのは変わらない。

 

ので、受け入れず、飲み込まず、考えないことにする。

 

どっちにしろ、ミュ本丸の加州清光は、我が本丸の加州清光ではない。

結局そこ。結論そこ。究極、私は我が本丸の加州清光が一番好きだから、他はどうでもいいと、斬り捨ててもいいんだなって思った。それだけ。

 

終わり。

 

 

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